冷えからくるぎっくり腰にご注意を!

2024年11月17日

最近は日中の寒さも厳しくなり冬の気配を感じる時期になってきましたね!

家に居ても寒さを感じるので、寒さに弱い私は10月末からストーブを出しています(^^;

そして寒い季節はぎっくり腰になりやすいという事を皆さんはご存知でしょうか?

 

ぎっくり腰とは・・・

正式には「急性腰痛症」と呼ばれ、急激に発症した腰痛を指します。

激しい痛みを伴い、欧米では「魔女の一撃」とも呼ばれます。

ぎっくり腰は「重い物を持ち上げた拍子に起こる」と思っている方が多いですが、そうでない場合もあります。

それが冷えが原因で起こるぎっくり腰です!

冷えから起こるぎっくり腰の原因は、気温が下がることで血液循環が低下し、腰周りの筋肉の柔軟性が低下して硬くなってしまいます。

腰の血行不良により、疲労物質や老廃物がたまり筋緊張を起こし筋肉に痛みが出ます。

また冬場は身体を動かす機会が減り、腰の動きが少なくなることも原因の一つとなります。

 

冷えによる腰の痛みには、次の特徴があります。

腰を温めると痛みが和らぐ

ストレッチやウォーミングアップをして腰を動かすと痛みが楽になる

朝冷え込むと腰が痛むが、動き出すと楽になる

特に、手足や内臓の冷え・胃腸不良・下痢をすることが多い方は、寒い季節にぎっくり腰になりやすい傾向があります。

冬の時期だけでなく、冷房を効かせたオフィスでは夏の季節も身体が冷え、ぎっくり腰になるリスクがあるため注意しましょう。

ひどい痛みで動けなくなる前に、早めに冷えを改善することが肝心です。

 

ぎっくり腰にならない為の対策

積極的に身体を温める

入浴やカイロで温めることで、血行促進につながり冷えによる腰痛を軽減できます。

シャワーだけで済ますと冷えを招くため、ぬるめの温度のお湯にゆっくり浸かることが大切です。

また、食べ物で身体を温めると内臓など体の内側から温まり血行を良くすることができます。

ショウガ、ニンニク、ニラ、ネギ、シナモンなどは体を温めて血行を促進する食材です。

冷やさない

外気の寒さで体を冷やさないようにしましょう。

肌着を厚手のものにすることや、腹巻や股上の深いタイツ・パンツを着ることで冷えから体を守ります。

外出する際は厚めの靴下を履き、ヒールの高い靴やパンプスよりブーツを選んで、しっかり防寒しましょう。

食事面では体を冷やす食材の取り過ぎに注意しましょう。

トマト、きゅうり、なすなどの夏野菜は体を冷やす作用があります。

また、お酒でもビールなど冷やして飲むより、適量の熱燗、赤ワインなどがおススメです。

腰痛に負けない体づくり

適度な運動は血行を促し、筋力をつけることになります。

血行が良くなれば腰痛は軽減し、筋力も付けば腰痛になりにくくなります。

腰痛予防には激しい筋トレではなく、弱く固まった筋肉にストレッチを加えることで筋力を出しやすい状態に戻してあげましょう。

また、ストレッチは固まった筋肉に血行を促す効果もあるため、腰痛の軽減におススメです。

姿勢に注意

腰痛やぎっくり腰を予防するには、姿勢の改善も必要です。

姿勢の悪さによって猫背や巻き肩になると腰に負担をかけるため、普段から立つ・歩く・座るときの姿勢を正しましょう。

重い物を持たない、長時間の座り姿勢は避けるなど、腰に負担をかけない工夫も必要です。

 

冷え対策を試しても改善しない場合は、身近な整骨院に相談しましょう!

はやし整骨院では一人ひとりの身体の状態や悩みに合わせた施術を行っています。

ぎっくり腰の治療も行っていますのてお気軽にお越しください。